焚き火の必需品7アイテム|初心者キャンパーにおすすめの装備

知っておきたい情報

キャンプ時の焚き火には、単に薪と点火ツールがあれば良いと思いがちですが、実際にはさまざまなアイテムが必要です。

キャンプ場によっては、焚き火用の設備が整っていないこともあります。そのため、必要な道具をきちんと準備しておくことが大切です。

この記事では、経験を基に、

■焚き火で絶対に必要なもの
■焚き火を快適にする便利なアイテム

をご紹介します。特によく忘れられがちなのが焚き火シートです。これを忘れると、焚き火が許可されない場合がありますので、注意が必要です。

焚き火に欠かせない7つのアイテム

快適で安全な焚き火を楽しむために、以下の7つのアイテムが必須です。

・焚き火台
・焚き火シート
・薪
・火ばさみや炭用トング
・着火ツール(チャッカマンやライター)
・着火剤や軽く燃える材料
・耐熱手袋や作業用軍手

これらについて、一つ一つ詳しく見ていきましょう。

焚き火台

ほとんどのキャンプ場で直火が禁止されているため、焚き火台は必需品です。様々なデザインやサイズがあり、参加者の人数やキャンプのスタイルに合わせて選ぶことができます。

焚き火台を使えば、バーベキューやアウトドア料理も楽しめるため、料理ができるタイプを選ぶと良いでしょう。

焚き火シート

直火が禁止されているキャンプ場が多い中、焚き火台を使っても、地面を完全に保護することは難しいです。そこで焚き火シートの出番です。

焚き火シートは、地面を保護するだけでなく、落ちた灰を簡単に集めることができるため、片付けも楽になります。耐熱温度が高いガラス繊維製のシートが推奨されますが、素手で触ると刺激があるため、取り扱いには注意が必要です。

キャンプでの焚き火体験を充実させるためには、適切な薪の選択が欠かせません。

一時的な代替として、キャンプ場に自然に落ちている枝や杉の葉を使うことも可能ですが、本格的な薪を使うことで、燃焼効率と持続時間が大きく向上します。

薪には、主に針葉樹と広葉樹の2種類があります。火がつきやすい針葉樹は初心者向けで、扱いやすいのが特徴です。一方で、広葉樹は燃焼が長持ちするため、経験者や長時間の焚き火を楽しみたい方に適しています。

火ばさみ・炭用トング

焚き火中の薪の調整や、燃え尽きた薪の整理には火ばさみが必要です。

焚き火用の火ばさみは、バーベキュー用トングと異なり、薪や炭をつかみやすいよう特別にデザインされています。特に推薦する火ばさみは、薪や炭をしっかりと掴むことができるギザギザの先端と、気軽に扱えるウッドグリップ、便利な開閉ストッパーが付いたモデルです。

チャッカマンと着火ツール

焚き火を楽しむ際には、チャッカマンやライターのような着火ツールが必須です。自然の中でのサバイバル体験を求める方には、麻紐や松ぼっくりを使った火起こしがオススメです。

これにファイヤースターターを使うと、より本格的な雰囲気を楽しむことができます。市販の100円ショップのチャッカマンやライターで十分ですが、より良い火花を得るためには、高品質のファイヤースターターを選ぶことがポイントです。

点火剤と燃料

薪に火をつけるには、直接火をつけるだけでは不十分です。まずは点火剤や燃えやすい材料に火をつけ、その後で徐々に薪へと火を移していく方法が基本です。

初心者は特に、市販の点火剤を使うと火起こしがスムーズです。自然体験を楽しみたい方は、自然素材を使った火起こしに挑戦してみるのも良いでしょう。

耐熱グローブと保護具

焚き火中の道具は高温になるため、耐熱グローブや軍手の使用が必要です。耐熱性能が高く、丈夫で使い心地の良い牛革製の耐熱グローブが特に推奨されます。

素材がしっかりしていて、内側が綿で快適なレザーグローブは、多少価格が高くてもその価値があります。

焚き火の便利グッズ3選

焚き火をさらに楽しむための便利なアイテムを3つ紹介します。

・火消し壺
・火吹き棒・うちわ
・ナイフや鉈、斧
・風防板(焚き火リフレクター)

各アイテムについて、その便利さを詳しく説明します。

火消し壺

焚き火を安全に終えるために、火消し壺は非常に便利な道具です。使い方は簡単で、燃えている薪を火ばさみで壺の中に移して蓋をし、酸素の供給を絶つことで火を消すことができます。

また、消火後の炭を再利用したり、灰を安全に処理するのにも役立ちます。

火吹き棒・うちわ

焚き火を活発にしたり、火起こしを効率的にするためには、空気を火元に送る道具が便利です。

一般的にはうちわを使うことを考えがちですが、火吹き棒を使用すると直接空気を送ることができ、飛び散る灰を抑えやすいため、特に初心者にはお勧めです。

火吹き棒は、100円ショップでも手に入りますが、そこで購入するとサイズが小さくて使いづらいことが多いです。より太くて長持ちする高品質な火吹き棒の購入が、より良い選択肢と言えるでしょう。

ナイフ・鉈・斧

焚き火で使用する薪を調整する際には、ナイフや鉈、斧が必要になります。特に大きな薪を扱う場合、これらの道具を使ってサイズを小さくすることが求められます。

鉈や斧は特に効率的である一方で、重くて大きいため持ち運びには不便です。そのため、コンパクトなサバイバルナイフが便利で、火起こしのための小物作りにも役立つため、キャンプには欠かせないアイテムです。

キャンプグリーブ 風防板

焚き火をする際に、風防板は火の粉から守り、光を反射して明るくする効果があり、特に便利です。これがあることで、焚き火の熱を効率的に利用して、寒い季節のキャンプでも温かく過ごすことが可能になります。

耐久性に優れた亜鉛メッキ製で、折りたたみが可能で持ち運びやすい風防板を選ぶことが推奨されます。これにより、使わない時はコンパクトに収納ができ、使用時には大きな効果を発揮します。

焚き火に必要な基本的な道具やアイテムについてのまとめ

焚き火を行う際には、必要最低限の設備を整えることが重要です。焚き火台やシートは必須アイテムであり、火消し壺や火吹き棒などの便利な道具も、予算や収納スペースに余裕があれば準備しておくと良いでしょう。

適切な準備をすることで、初心者でも安全かつ快適に焚き火を楽しむことができます。

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