キャンプ中にお風呂に入るタイミングは、キャンパーにとって案外頭を悩ます問題です。
どのタイミングでシャワーを浴びるか、または全く入らない選択肢もあるのか、キャンプのスタイルや季節によって異なるため、一概には言えませんが、ここではそれぞれの選択肢とそのタイミングについて考えてみたいと思います。
キャンプでのお風呂のタイミングはいつ?
キャンプでのお風呂のタイミングには次のような選択肢があります。
夕食前にキャンプ場のシャワー施設を利用する
夕食前に近くの温泉を訪れる
夕食後にキャンプ場のシャワー施設を利用する
夕食後に近くの温泉に行く
どの選択肢が最適かは、個人の好みやその日の活動によります。
キャンプ当日はシャワーを浴びない
多くのキャンパーは、キャンプ初日にはシャワーを浴びずに過ごすことを選びます。特に春や秋のキャンプでは汗をかきにくいため、シャワーを浴びなくても快適に過ごせることが多いです。
しかし、夏場は別で、暑さで汗をかいた場合、シャワーなしで寝るのは少し厳しいかもしれません。そんな時は、テント内で簡単に汗を落とす方法を試すと良いでしょう。
シャワーを浴びない場合、帰りがけに温泉に立ち寄るのも一つの良い方法です。
夕食前にキャンプ場のシャワー施設を利用する
夕食や焚き火を楽しむ前にサッとシャワーを浴びることも一つの手です。キャンプ場にシャワー施設があれば、夕食前にリフレッシュすることで、夜のキャンプ活動をより快適に楽しめます。
ただし、シャワー後に再び焚き火の煙や食事の匂いで体が汚れる可能性があるため、その点は考慮する必要があります。
夕食前にキャンプ場近くの温泉に行く
キャンプ場の門限前に温泉でリラックスしたい場合、夕食前に温泉へ行くと良いでしょう。夕食後では門限を気にしながらの入浴となり、焦りが生じることがあります。
ただしこの場合も、温泉から出た後、食事や焚き火で体が汚れる可能性もあるため、就寝前に簡単に体を清潔にする方法を取り入れると快適です。
夕食後のキャンプ場での入浴(コインシャワー利用)
夕食後、焚き火の匂いや汗を洗い流してすっきりしてから眠りたい人は、キャンプ場のコインシャワーや簡易浴場を利用するのが便利です。温泉へ行くより手軽で時間もかかりません。
お風呂設備が整っているキャンプ場は珍しいですが、大きな施設があるキャンプ場なら見つけやすいですし、コインシャワーならばより一般的です。
夕食後に近くの温泉へ
夕食後にキャンプ場近くの温泉でリラックスしたい場合、焚き火の匂いや汗を流してからの温泉は特に気持ち良いですが、キャンプ場の門限に注意が必要です。食事が長引くと温泉でのんびりする時間が不足するかもしれません。
温泉でのリラックスは最高ですが、時間管理が求められます。温泉の営業時間と場所を事前にチェックし、スムーズに行動できるよう計画を立てましょう。
多くの場合、地域によっては20時で閉まる温泉もあるので、時間には特に注意してください。
キャンプ時のお風呂代わりにスッキリ感を得る方法
キャンプ中にシャワーやお風呂が利用できない時でも、以下の4つの方法でスッキリとした清潔感を保つことができます。
ドライシャンプーで髪をさっぱりと
水を含ませたタオルで体を拭く
汗をかいた服はこまめに着替える
これらの対策で、驚くほど快適に過ごせますよ!
洗顔シートや汗拭きシートを使用して顔や体を拭く
一番推奨するのは、洗顔シートや汗拭きシートを使う方法です。これらを使って寝る前に顔や体を拭けば、一日の汚れやベタつきがスッキリします。
これらのシートは荷物にならず、費用もそんなにかからないので、手軽に使えて便利です。キャンプ中は定期的に使うとさらに清潔感を保つことができます。特に無香料や刺激のないタイプが肌に優しくおすすめです。
ドライシャンプーで髪をさっぱりと
ドライシャンプーは、水を使わずに髪を清潔に保つことができるアイテムです。特に女性には、髪のパサつきを抑え、頭皮をスッキリさせる効果が期待できます。
臭いを抑えるタイプを選べば、寝る時も快適です。キャンプ場でも手軽に使えるので、ぜひ活用してみてください。
水を含ませたタオルで体を拭く
シンプルでコストを抑えたい方には、水に濡らしたタオルで体を拭く方法がおすすめです。これだけで顔や体の汗や汚れをかなり取り除くことができ、スッキリ感が得られます。
タオルはどなたも持参するものなので、特に追加の準備が必要ないのが魅力的です。
汗をかいた服はこまめに着替える
汗をかいた服は、できる限り早めに着替えることが大切です。清潔な服に着替えることで、ベタつきや不快な臭いを軽減し、キャンプの快適性が大幅に向上します。
服を変えるだけで、体全体がリフレッシュされるため、気持ちも新たに活動できるようになります。
キャンプでの入浴時の留意点
キャンプで快適にお風呂を楽しむための注意点は、以下のような4つのポイントがあります。
特に焚火の消し忘れやキャンプ用品の盗難は、絶対に避けなければなりません!
焚火を適切に処理する
お風呂に行く際は、焚火をしっかりと消火することが重要です。すぐに消火できない場合は、火消し壺を使用して火を鎮めることをおすすめします。
火消し壺は、火を安全に消火しながら再利用も可能とする優れものです。
キャンプ用品の盗難に注意する
お風呂や他の場所へ行っている間に、キャンプ用品が盗まれることがあります。
高価なアイテムは特に注意が必要で、車内やテントの中に保管するなどの対策をしましょう。
必要な入浴用具を忘れずに持参する
キャンプ場のお風呂やシャワー設備には、タオルやドライヤーが備え付けられていないことが多いので、必要なアイテムは自分で持参する必要があります。
特にドライヤーは、女性にとって忘れては困るアイテムです。
キャンプ場での夜の時間を有効に使う
キャンプ場では消灯時間が設けられており、夜の時間は限られています。お風呂に行くとその貴重な時間が削られるため、どのタイミングで入浴するかを考慮することが大切です。
キャンプでのお風呂事情と快適な入浴方法のまとめ
キャンプでのお風呂事情は一概に言えるものではありませんが、入浴のタイミングや季節によって最適な方法が異なります。
いくつかの方法を試しながら、自分にとって最適なスタイルを見つけましょう!