キャンプを楽しんだ後、撤収がいつもギリギリになってしまうこと、ありませんか?
特に朝からの焚き火や凝った料理を楽しんだ日、または大きなテントや多くの道具を使った日は、撤収作業に余計な時間がかかりがちです。
子供がいる家庭では、さらに時間が読めないことも。この記事では、チェックアウト前に余裕をもって撤収できるよう、実用的な撤収のコツをご紹介します。
キャンプの撤収作業を効率化する8つのコツ
撤収作業で慌てないために、こちらの8つのコツを実践してみましょう。これらを取り入れることで、時間を大幅に短縮し、帰りの疲れも軽減できるはずです。
– 使用順に合わせたギアの片付け計画
– 使用直後にギアを片付ける
– 子供の遊び道具を用意する
– 火消し壺や袋の使用
– 焚き火用シートの活用
– 収納袋を一か所に集約
– 荷物の車への積み方を事前に計画
これらのポイントを心掛けることで、撤収時の労力もぐっと減り、次のキャンプに備える余裕も生まれます。
朝食をシンプルにして後片付けを楽にする
朝はゆっくりと焚き火でウインナーやホットサンドを楽しみたい気持ちもわかりますが、実際にはその準備と後片付けで多くの時間を消費してしまいます。
焚き火台やホットサンドメーカーの洗浄、さらに乾燥にも時間が必要です。我が家では、インスタント食品や菓子パンを活用し、簡単に済ませることが多いです。
これならお湯を沸かすだけで済み、撤収作業もスムーズに進みます。華やかな食事は、撤収の時間短縮術をマスターしてから挑戦するのがおすすめです!
キャンプギアの片付け順番と方法を事前に計画
キャンプギアの片付けは計画的に行わないと、手間がかかってしまいます。
特に、洗って乾かす必要があるアイテムや結露しやすいテントなどは、片付けの優先度を事前に決めておくことが大切です。例えば、焚き火台や食器類は使用後すぐに洗い、テントのグランドシートなどは乾燥に時間がかかるため早めに対応すると効率的です。
また、乾燥に時間がかかるアイテムを後回しにしてしまうと、最後に慌てて乾燥させる必要が出てきますので、これらは特に早めに片付けるようにしましょう。
使用後のギアは即時片付け
キャンプ中、使い終わったギアはすぐに片付けることを心がけましょう。
例えば、焚き火台や調理器具は、その日の夜にはもう使用しないものから片付けておくと、翌日の撤収作業がずっと楽になります。就寝前には、翌日使用しないアイテムがないかチェックしておくことが大切です。
「明日片付ければいい」と思うと、結局次の日に大変な作業が待っていることになります。
子供の退屈対策アイテムを用意
ファミリーキャンプでは撤収作業が特に時間がかかるものです。
子供が退屈せずに待てるように、なわとびやぬりえ、ゲーム機など、自分で楽しめるアイテムを持参しておくと、片付け作業もスムーズに進みます。
火消し壺や火消し袋を活用
朝の焚き火の後、撤収をスムーズに進めるためには火消し壺や火消し袋の使用がおすすめです。
これらを利用することで、火を素早く消すことができ、使用後の炭を安全かつ簡単に処理することができます。特に焚き火台に残った炭の処理は時間がかかるため、これらのアイテムは大変便利です。
焚き火シートの効果
朝早くからの焚き火準備には、焚き火シートが大いに役立ちます。焚き火台の下にシートを敷くことで、炭や灰の後処理がぐんと楽になります。
通常、焚き火台の周りに散らばる灰や炭を一つ一つ拾い集めるのは手間がかかりますが、焚き火シートを使用すれば、シートの四隅を持ち上げるだけで簡単に灰をまとめることができます。これにより、撤収作業の時間を大幅に短縮できるのです。
また、キャンプ場の自然を保護するためにも、焚き火シートの使用をお勧めします。
ギアの収納術
キャンプの撤収時、収納袋の管理は非常に重要です。設営時の熱中で、収納袋をどこかに置き忘れてしまうことがしばしばあります。
撤収の際に収納袋を探し回るのはなかなか大変です。そこで、大型の収納袋一つに小さな収納袋をすべて入れておく方法が効果的です。これにより、撤収時に袋を一か所で管理でき、心に余裕が生まれます。
荷物の積み方メモ
キャンプからの帰路、車への荷物の積み込みは、出発前とは異なり、時間に追われています。キャンプ場での撤収時は、事前に積み込み方を覚えておくことがポイントです。
設営前に荷物を積んだ状態を写真で撮り、それを参考に撤収時にも同じように荷物を積むことで、何度も積み直す手間が省けます。これだけで、撤収の時間を大幅に短縮できるのです。
キャンプの撤収時短技
この記事では『キャンプの撤収に役立つテクニック8選』を紹介しました。これらのコツを取り入れることで、撤収時間を効率的に短縮し、チェックアウト時間に追われる可能性を減少できます。
チェックアウト後の余裕がキャンプの満足度を高め、充実感を最大限にするためにも、これらのテクニックを活用して快適なキャンプを実現しましょう。