キャンプ初心者がよくやってしまいがちなこと23選|事前に対策を立てよう!

初めてのキャンプ

キャンプは実際に経験してみないと分からないことが多く、我々もいろいろな失敗を経験してきました。

これからキャンプを始める方々に、私たちの経験から学んでいただきたいと思います。

キャンプ初心者が陥りがちなミス23選:事前に知っておくべきこと

ここでは、キャンプでのよくやってしまいがちなことを23項目に分けてご紹介します。キャンプを楽しい思い出に変えるために、この記事を参考にして準備不足を避け心構えを身に着けましょう。

それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

車の積載限界を超えた荷物の積み込みミス

家族でのキャンプでは多くの道具が必要になりますが、自動車の積載量を超えないように気をつけましょう。道具をどんどん購入していくと、いざ車に積む段階でスペースが足りなくなり、選んだ道具を諦めなければならないことがあります。

事前に自車の積載量を確認し、購入する道具を計画的に選び、車内に効率良く収める工夫が求められます。

朝、テントと道具が濡れている現象に驚く

キャンプでの朝、テントやキャンプ用品が濡れているのは結露が原因です。テントの内外の温度差や湿度が高いと結露が発生しやすくなります。

濡れたテントや道具はカビの原因にもなるため、しっかりと乾燥させることが大切です。テントを効率良く乾燥させる方法を事前に調べておく、拭き取り用のアイテムを持参するなどの準備をお勧めします。

山の天気の変わりやすさについて

山の天気は予測が難しく、晴れ予報でも突然の雨が降ることがあります。テント設営中やバーベキュー中に雨が降り出すと、屋外での活動が困難になります。

そのため、常に傘やレインコートを携帯し、急な天候変化にも対応できるよう準備しておくことが重要です。

ランタンの光に虫が集まった夜

キャンプで心配していたのは「蚊」ぐらいだったんですが、昼間は蚊取り線香でバッチリ対策できていました。しかし、夜になるとまさかの事態が。ランタンの明かりに引き寄せられた虫たちが、あっという間にテント内に侵入してしまったんです。

これはテントの中で最も明るかったランタンを吊るしてしまったため。ランタンの配置をもっと考えるべきだったと後悔しました。これは今後の教訓にしたいと思います。

キャンプ場への道のりは思いのほかグネグネしてる

キャンプ地への道は、予想以上に起伏と曲がりくねった山道が続きます。

山道に慣れていないと、キャンプを始める前から気分が悪くなってしまうことも。心配な方は、出発前にしっかり睡眠を取り、対策を用意しておくことをおすすめします。

ランタンが思った以上に不足していた

夜のキャンプではランタンが欠かせませんが、ファミリーキャンプの場合、1個では足りないことが多いです。

ランタンが不足していると、手元が見えにくくなったり、移動するたびにランタンを持ち運ぶ必要が出てきます。複数人でのキャンプでは、少なくとも3個のランタンを用意すると良いでしょう。

花火が禁止されているキャンプ場が意外と多い

子供たちと「キャンプで花火をしよう」と話していたのに、訪れたキャンプ場では花火が禁止されていることがほとんどでした。

キャンプで花火を楽しみにしていたのに、現地で禁止されていることを知ると、子供たちの笑顔も消えてしまいます。キャンプ場のルールは、事前に公式サイトで確認するか、チェックイン時にしっかり聞くことが重要です。

子供と一緒のキャンプの難しさ

最近のキャンプブームをきっかけに、多くのファミリーがキャンプに挑戦していますが、親がキャンプ経験が少ないと、特に小さな子供を連れてのキャンプは思った以上に困難です。

0歳や1歳の幼児を連れてのキャンプは、子どもが周囲に迷惑をかけたり、抱っこを常に求めて作業が進まないこともしばしばあります。

さらに、2歳の子供は非常に活発で、単なる声かけでは制御しきれず、常に目を光らせる必要があります。そのため、親自身がキャンプに慣れていないと、0歳から2歳の間の子供を連れてのキャンプは非常に大変です。

キャンプ初心者の場合、子供が少し成長して3歳以上になってからキャンプを始めることをお勧めします。

キャンプ場の温度変動

キャンプを始める前には、「キャンプ場は涼しいはず」と思いがちですが、実際には朝晩はかなりの冷え込みがあります。

キャンプ場の標高や地理的条件にもよりますが、日中に比べて10℃以上温度が下がることも珍しくありません。

寒さで辛い思いをしないためには、適切な防寒対策が必要です。特に寝具は、冷えることを考慮したものを選ぶことが重要です。

テントの内部にはグランドシートやインナーシートを敷くことで、地面からの冷気を防ぐことができます。

チェックインは早めに済ませましょう

キャンプでのテント設営や火起こしなどは、実際に行ってみないとその大変さが理解できないかもしれません。これらの作業は思った以上に時間を要することが多いです。

特にファミリーキャンプの場合、テントが大型であることや、子供の世話をしながらの設営を考えると、2時間以上を要することも少なくありません。

そのため、設営や火起こしの準備に余裕を持てるように、できるだけ早くチェックインを完了させることが大切です。

子供のための予備の服をたくさん用意すべき

キャンプ地の地形によっては、ぬかるんだり傾斜がある場所が多く、子供たちが走り回る際に転倒しやすいです。

転んで服が汚れたり、焚き火やバーベキューで服に灰や食べこぼしがつくことも考えられます。これらの事情から、着替えをたくさん持参することをお勧めします。荷物は増えますが、初めてのキャンプでは特に予備の服を多めに持っていくと安心です。

テント設営は思ったよりも手間がかかる

ファミリーキャンプで最も挑戦的なのが「テントの設営」。多くの人がキャンプ前に「案外簡単にできるかも」と考えがちですが、実際はそうはいきません。

私たちの経験では、ペグを打つ作業を含め、最低でも2時間は必要でした。テント設営のコツは、事前にショップで実際にテントを組み立ててみることや、YouTubeで設営方法を学んでおくことが効果的です。

付属ペグの使い勝手とその対策

テントによっては付属のペグが非常に使いにくい場合があります。実際に使ってみると、地面にしっかりと打ち込めず、石に当たるとすぐに曲がってしまうことがよくあります。

これを防ぐためには、購入時に頑丈なペグへの買い替えを検討し、専門店でのアドバイスを参考にすることが大切です。余裕があれば、丈夫なペグを購入してからキャンプに挑むのがおすすめです。

火起こしの難しさと対策

バーベキュー経験者であればお馴染みかもしれませんが、火を起こすのは予想以上に難しい作業です。炭や薪に直接ライターで火を付けても、すぐには着火しません。

炭の配置や薪の選び方、使い方を事前に学んでおくことが、スムーズな火起こしにつながります。

焼きマシュマロの安全な楽しみ方

焼きマシュマロはキャンプの楽しみの一つですが、割り箸で挟むと熱くて危険です。より安全に楽しむためには、長めの串を用意しましょう。

可能ならば30cm以上の長さで先端が二股に分かれた高品質な串を選びましょう。

焚き火台使用時の地面保護策

焚き火台を使う際には、「焚き火シート」の準備も忘れずに。焚き火台だけでは地面が焦げてしまう可能性があります。

ほとんどのキャンプ場では直火が禁止されているため、焚き火シートを使用して地面を保護することが必要です。焚き火シートは後片付けを楽にするだけでなく、使用後の触感に注意して選ぶことも大切です。

焚き火後の消火と清掃の準備を忘れずに

焚き火やバーベキューはキャンプの大きな楽しみの一つですが、その後の消火と清掃の準備も大切です。

多くの人が火おこしの準備はするものの、どのように火を安全に消すか、灰はどう処理するかという点を見落としがちです。特にキャンプ場では、消灯時間前に火を確実に消して、炭や灰の処分場所が限られていることが多いです。

トラブルを避けるためにも、消火方法や炭の片付け方を事前に調べ、必要な消火壺などの道具を準備しておくことが大切です。

キャンプ場からの温泉移動は計画的に

キャンプでの温泉は魅力的ですが、実際には移動が大変なことも。

特にキャンプ初心者の場合、テント設営や焚き火などで時間があっという間に過ぎ去り、夕方にはすでに疲れてしまうことが多いです。そうなると、車で温泉まで行く余裕がなくなります。

キャンプ場内にシャワー施設があればそこを利用する、または翌日撤収後に温泉に寄る計画を立てると良いでしょう。

トイレの状況を事前にチェック

キャンプ場のトイレ環境は事前に確認しておくべき重要なポイントです。

トイレがキャンプサイトからどれくらいの距離にあるか、洋式か和式か、清潔かどうかなど、詳細を把握しておくことは非常に重要です。特に、小さい子供がいる家族にとっては、頻繁にトイレを使うことになるため、快適さが求められます。

キャンプ場の公式サイトや他のキャンパーのレビューを事前にチェックし、トイレの情報をしっかりと確認しておくと安心です。

撤収作業の意外な時間

朝食後すぐに撤収作業に着手しますが、これが予想外に時間を要します。初めての撤収では2、3時間はざらにあり、私たちの場合は3時間もかかりました。

特に10時のチェックアウトを守るためには、7時には作業を開始する必要があります。キャンプ用具を効率的に片付ける方法を事前に学んでおくと、作業時間を短縮できます。

撤収時の荷物の増加

「キャンプ道具の積み込みはテトリスのよう」と言われますが、撤収時の荷物整理はさらに複雑です。撤収すると荷物が減ると思われがちですが、ゴミの増加や道具の収納の甘さで逆に荷物が膨らむことがあります。

チェックアウトの時間を意識しながらの荷物の積み込みは、非常に慌ただしくなります。事前に荷物を減らす工夫や撤収作業の時間短縮のコツを学んでおくことが役立ちます。

キャンプ場のゴミ処理ルール

キャンプ場選びでは、ゴミ処理の方法も重要なポイントです。キャンプ場によってはゴミを捨てられる場所が設けられていたり、有料でゴミ処理サービスがあったりと異なります。

家に帰る際の車内の荷物量や、家でのゴミの量に差が出るため、キャンプに行く前にはキャンプ場の公式サイトなどでゴミ処理のルールを確認しておくことが大切です。

キャンプ後にぐったり

キャンプから戻った後の疲れは想像以上です。特にキャンプ道具の片づけや洗濯など、帰宅後も多くの作業が待っています。

キャンプ道具の片づけは翌日以降に延ばすなど、負担を軽減するための工夫が必要です。大変な作業が続くとキャンプ自体が億劫になりがちですが、時間が経てばまたキャンプの楽しさが恋しくなります。

まとめ:キャンプ初心者がやってしまいがちなこと

『キャンプ初心者がやってしまいがちなこと23選|注意すべきポイント』をまとめました。キャンプの喜びに浮かれがちですが、事前にしっかりとチェックリストを作成し、準備不足がないように心掛けましょう。

キャンプの準備を万全にして、素晴らしい体験を楽しみましょう。

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